みなさーん!
『登美子の部屋』出張版を行います〜!!
・・・ナビゲーターですって。
いつもの勝手気ままでないので、どうなることやらっ!?
私のナビは、どこへ誘導するのでしょう〜?笑〜
興味のある方、無料ですし、是非遊びにきてください♪
    【期間】2010年12月2日(木)〜12月4日(土)
    【時間】12:00〜22:00(最終日のみ21:00 close)
    【場所】キのうえ。
    【住所】渋谷区渋谷3-12-24小池ビル2F
    (渋谷駅東口徒歩8分/渋谷駅新南口徒歩2分)
    
    【イベント】
    ◎パーティ&ライブ     12月3日(金) 19:00〜21:00
    ▷2人のセッションライブで盛り上がろう!
    もちろんお客さんとのセッションもやりますよ〜♪
    
    ◎トークショー&ミニライブ 12月4日(土) 15:00〜17:00
    『登美子の部屋』カリンバ編
    ▷ナビゲーター/田川登美子さん(earth garden)が
    2人のカリンバの歴史を紐解きます。
    ◎BUNちゃんにつきましては、アースガーデンの記事でも掲載されています。
・・・下記は終了後のお手紙です。
===
拝啓 BUN様 http://www.medialabo.co.jp/moon/
(この日は、お二人を同時にゲストでお迎えして、お話を伺い
ました。鈴木キヨシさん宛てのお手紙は、こちらから・・)
    『登美子の部屋』にお越し頂き、本当にありがとうございました。
    
    笑顔も声も、とても暖かなBUNちゃん。
    時にゆるぎないキッパリとした発言をするので、
    そういう時の言葉の凜とした感じが、とても印象的な方です。
    
    キヨシさんもBUNちゃんも、とても長いお付き合いをさせて頂いていますが、
    カリンバへの想い、今回改めて伺うことができました。
    
    短いですが、詩と一番心に残ったことを、お伝えしたいと思います。
    
    
    ■詩のプレゼント♪
    
    
    『流れ』〜丸いカリンバの詩〜
    
    
    私は 初め 小さな小さな流れ 
    
    気の遠くなるような毎日を
    太陽と大地と語り合いながら過ごした
    
    時に 大地揺れ 
    時に 太陽は激しさを増した 
    
    ・・
    
    私は 昔 山間をひっそりと流れる小川
    
    動物たちが行き交い 私を愛し
    月と風と語り合いながら過ごした
    
    時に 岩をころがし
    時に 凍てついた
    
    ・・
    
    私は 今 里山を流れる川となった
    
    人が行き交い 笑顔あふれ
    木々や川の生き物と語り合いながら過ごす
    
    時に うねり 泣き
    時に 跳ね 喜ぶ
    
    ・・
    
    私は いつも ここにある流れ
    
    自ら光溢れ
    己と語り合い過ごす
    
    いつも 包み
    いつも 産み出す 流れ
    
    *注釈
    詩をずっと考えていて、キヨシさんとBUNちゃんの詩を
    本当は、一つの詩として描きたかった。
    結局、上手くいかなくて。
    
    でも、キヨシさんに贈った詩『ある晴れた秋の日に・・』で、
    キヨシさんたちが小石を投げ入れたのは、
    この『流れ』に出てくる、里山の川が舞台なのですよ。
    
    
    ■言葉と国を超えたカリンバ
    
    BUNちゃんのお話の中で、心に残ったエピソード。
    若き日にカメラマンを目指していたBUNちゃんが
    インドに旅行に行った時のこと。
    
    当時所持していたカメラで、自然な表情などを納得できるよう撮るためには、
    接近して撮るしかなかったそうだ。
    だから、インドの人や暮らしの自然な風景を撮りたくても接近するので、
    不自然に、ポーズを決められたり、作り笑顔をされたりして困ったそうだ。
    
    その中でも、そのことで嫌がられたり、時に怒られたりすることもあって
    それが当時の悩みだった。
    現実問題、言葉もままならない外人のBUNちゃんが、
    カメラを通して心を通わせることは、とても難しいだろうと想像はつく。
    
    そんな時に、カリンバがインドの人々の心をとらえてくれた。
    カメラではダメでも、言葉も通じなくても、カリンバの音色で
    インドの人と、心を通わせられたのだ。
    
    その時、音楽のすばらしさを、カリンバを通じて、BUNちゃんは改めて実感したのだ。
    
    BUNちゃんにとってのカリンバのスタートは、
    人と心を通わせるための手段だったのだ。
    
    ・・
    
    キヨシさんの所でも書いたのだが、
    リズム♪・・音楽というのは、すごい。
    
    私の中にも、もちろんリズムがいるのは、しっている。
    でも、自分の中の音楽を出す機会が少ないから、
    特別なことになってしまっていて、だから多くの人は照れてしまう。
    歌うことや、踊ることが、特別なことに、奉り(まつり)あげられてしまっているのは寂しい。
    
    なのに、私も含め、みんな音楽を聴くことだけはする。
    とてもアンバランスで、不思議だと思いませんか?
    だからカラオケなんだろうけど、何か発散しきれないものがあると、
    私はいつも感じる。
    
    クリスマス島の映像を見た時に、当たり前にみな歌って踊っていた。
    あの笑顔、あの高揚感。
    
    日本の多くは、
    どこでその当たり前さ・・日常さを、落としてきてしまったのだろう?
    
    やはり農耕がへってきたのと同時に、
    家電も発達して、共同作業がへってしまったからだろうか?
    助け合い、励まし合う、そういう人と人との繋がりが、薄れてしまったせいか?
    自分にも言えるが、忙しさのせいだろうか?
    
    そう考えると、ますます根が深く悲しい気持ちになる。
    
    ・・
    私のように感じる人は、いるでしょうか?
    リズムのキヨシさんのカリンバ、流れのBUNちゃんのカリンバ。
    カリンバを手に、自分の中の音楽と向き合って、感じ合ってみませんか?
    
    __________
    
    ・・BUNちゃん、ありがとうございました。
    
    写真そして、カリンバのデザイン、そして音も
    視覚からやってくるイメージや、
    BUNちゃんの心の中の映像が影響を与えているのだろうな〜、と感じました。
    
    だからBUNちゃんのカリンバの音色を聴くと、
    ひとつの風景が見えてくる気がする。
    
    キヨシさんのカリンバの音色は、今ココの体感の喜び。
    
    同じ楽器なのに、まるっきり違う音色。
    今回のカリンバ展の大成功は、
    この違いが上手くアピール出来たからだと思います。
    
    2011年は、自分の音楽でCDを制作したいと言ってましたが、
    そのCDから、どんな風景がみえてくるのか、それがとても楽しみです。
    
    そのためにも、ほぼ毎年、乗船しているピースボートの水先案内人での体験や、
    行った先の国々の美しい景色や人々との出会いを大切に、
    これからもがんばってください。
    
    心から応援しています。
    いつも優しい笑顔と、暖かい手をありがとうございます。
■BUNさん 登美子の部屋お奨め商品
http://www.medialabo.co.jp/moon/
上記のBUNさんのブログから購入できます。
・Kalimba
BUN from KOH-TAOの丸いカリンバは、ココナッツで出来ています。
手にすっぽり入るその安心感があり、
Burning Artとしても楽しめます。
女性にも弾きやすい、比較的やわらかな指はじきです。
・Light
ひょうたんや竹に穴を開けて、光が漏れ出る幻想的な光のライトです。。
    
    【最後のおまけ・マル秘エピソード】
    
    今回は、時間が短かったので、
    時系列のお話を深めてうかがえませんでした。
    BUNちゃんファンのみなさんに、マル秘エピソードをひとつ。
    
    BUNちゃんは、ご実家は理髪店。
    いわゆる床屋さんの子として育ちました。
    そして、大人になっての最初の仕事は、美容師。
    月間相当な売上げをあげるお店の、店長さんをやっていたそうです。
    
    その手先の器用さと繊細さが、
カリンバのデザイン<Burning Art>にも、
    影響しているんでしょうね〜〜。
    これまた納得。。
    
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